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【AWS活用者必見】ペネトレーションテストは必要?プロに任せてる間、業務は止まらないの…?

【AWS活用者必見】ペネトレーションテストは必要?プロに任せてる間、業務は止まらないの…? | AWSの脆弱性

「AWSのペネトレーションテストが必要になった。何から始めればいいのか、費用も期間も見当がつかない」

コンプライアンス対応や監査対応でペネトレーションテストを手配しなければならない場面は、IT担当者に増えています。

テストを頼むと決まっても、何日かかるのか、業務は止まるのか。費用はどれくらいで、どこに頼めばいいのか…、何から手をつければいいか、わからない状態から始まることがほとんどですよね。

そこで本記事では『AWSのペネトレーションテスト』を検討されている方に向けた基礎知識をまとめました!

この記事でわかること
  • テスト中も業務は通常どおり稼働する仕組みと注意点
  • AWS環境を対象にした費用目安(2026年版)
  • AWSポリシー・手動診断・実績で選ぶ専門会社の基準
    この記事を書いた人
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    みらいと

    セキュリティサービス事業部 コンサルタント/プログラマーからシステム運用を経て情報セキュリティ全般の業務に従事。現在は培った情報セキュリティの経験を活かしお客様の課題に向き合った企画やマーケティングを担当。

    AWSペネトレーションテストとは?

    AWSを使っていると、システムの安全性を問われる場面が必ず来ます。「ペネトレーションテストをやってほしい」という要求はその一つ。

    まず、『そもそもペネトレーションテストとは何か?』『何をするものか?』を押さえておきましょう!

    ペネトレーションテスト:実際のハッキングを“模擬”で行うテスト

    ペネトレーションテストとは、ひと言でいうと、「実際の攻撃者と同じ手順・ツールを使って、システムへの侵入を試みる検査」で、侵入テストとも呼ばれます。

    設計上は安全に見えるシステムでも、実際に攻撃してみると想定外の抜け穴が見つかることがあります。

    守る側の視点だけでは気づけない穴を、“攻める視点”で洗い出す。それがペネトレーションテストの本質です。

    よく混同される脆弱性診断との違いは、検証の深さです。

    脆弱性診断が「穴の洗い出し」だとすれば、ペネトレーションテストは「実際に侵入できるか」まで検証します

    複数の小さな不備を連鎖させて、本当に突破できるかを試す点が違います。

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    AWS(Amazon Web Service)は『Amazon』が守ってくれてるのでは?

    【結論】『システム設定』は使用者(あなた)が守る必要あり!

    AWSのインフラはAWSが守っていますが、その上で動くシステムの設定はユーザー側の責任です。

    IAM(AWSのID・アクセス管理機能)の設定ミスや不適切なセキュリティグループは、AWSに移行しても変わらずユーザー側のリスクになります。

    そこでAWSでは、「責任共有モデル」という考え方でAmazon側の責任とユーザー側の責任を区別しています。詳しくはこちらの記事で確認できます。

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    「AWSのセキュリティって、AWSが全部守ってくれるんじゃないの?」 「クラウドサービスだから、セキュリティはAWS側が面倒を見てくれる」 そう思っていた場合、知っておいてほしいことがあります。AWSには「AWSが守る部分」と「自社が守る部分」が最初から決まっていて、設定ミスによる情報漏えいは、

    【よくある質問】AWSのテスト中、業務は止めなければいけない?

    「テストを頼んだら業務はどうなるのか…テスト何日かかるのか…」

    ペネトレーションテスト自体はプロ(ホワイトハッカー)に任せるのが基本ですが、問題は『お任せはいいけど、その間、業務はどうなるの?』という点ですよね。

    テストは2〜3週間で、社内システムへの直接影響はなし

    まず結論ではありますが、テスト中も業務は通常どおり続けられます。

    ただ、何も準備しないと社内から余計なアラートや混乱が起きます。事前に何を確認しておくかを整理しておきましょう。

    ①:「期間の目安」について

    AWS環境(アカウント1〜3個)を対象にする場合、テスト本体だけで10〜15営業日(約2〜3週間)が一般的です。

    ヒアリングや報告書作成を含む全体のスケジュールは、2〜4週間を見込んでおくと余裕があります。

    テスト対象 テスト本体にかかる日数の目安
    Webアプリ(小規模) 3〜5営業日
    Webアプリ(中規模) 1〜2週間
    AWSクラウド(アカウント1〜3個) 10〜15営業日(約2〜3週間)
    Red Team(全社規模の攻撃訓練) 1〜3ヶ月

    ②:「業務への影響」について

    テストは外部からのWebアクセスとして実施されるため、テスト中も社内システムは通常どおり稼働します。

    AWSが定めるルールにより、大量アクセスでサービスを止めるような攻撃は禁止されています。テスト中にシステムが停止する心配はありません。

    ただし、注意が必要な点が一つあります。

    テスト実施中は、社内のセキュリティ監視ツール(SIEM・EDRなど、不審なアクセスを自動検知するソフト)が、アラートを上げることがあります。これは正常な反応なので慌てる必要はありませんが、事前にIT部門や監視チームへ「この期間はペネトレーションテストを実施している」と伝えておくことが重要です。

    本番環境でのテストは、アクセスの少ない時間帯や休日に設定するのが一般的ですね!

    テスト範囲の決定からレポート受け取りまでの4ステップ

    一般的なペネトレーションテストは、次の流れで進みます。

    ①:テストの目的・範囲の決定

    「何のためにテストするか」と「どのシステムを対象にするか」を決めるステップです。

    テスト会社と一緒に進めるので、技術的な詳細がわからなくても大丈夫です。「このAWS環境の安全性を確認したい」という目的を伝えれば、テスト会社が整理してくれます。

    AWSのポリシーに沿ったテスト範囲の確定もテスト会社が対応します。

    ②:情報収集・準備

    テスト会社からリストが届くので、テスト対象のURLや環境情報を提供します。テスト用のアカウントや環境の準備もこのタイミングで行います。

    ③:テスト実施

    この期間、依頼者側に大きな作業はありません。テスト会社が実施します。

    社内の監視ツールがアラートを出す場合があるため、IT部門や監視チームへの事前共有を忘れずに行っておきましょう。

    ④ :報告書の受け取りと対策実施

    テスト終了後、脆弱性をリスクの高さ順に整理した報告書を受け取ります。

    経営層向けのサマリーと技術担当向けの詳細レポートが標準構成です。優先度の高い問題から順に対策を進め、修正後の再診断も検討します。

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    依頼前に揃えておく準備とテスト手法の選び方

    テストを依頼する前に、手法の選択と準備物の整理が必要です。この2点を事前に整理しておくと、テスト会社との初回相談がスムーズです。

    ちなみにその際、まず理解しておきたいのが「テスト手法の分類」です。ペネトレーションテストには、テスト会社へどこまで情報を開示するかによって、大きく分けて3つの手法が存在します。

    ここから詳しく解説していきます。

    【テスト手法】ブラック・グレー・ホワイトボックスの違いと選び方

    「どれを選べばいいのかわからない」という方が多いですが、選び方の目安はシンプルです。

    まず、「テスト会社にどこまで情報を渡すか」で3つの手法に分かれます。

    手法 特徴 向いているケース
    ブラックボックス テスト実施者にURLのみ渡し、外部攻撃者と同条件で実施 公開Webの初回テスト。実際の攻撃シナリオを確認したい場合
    グレーボックス 内部構造を一部開示した上でテスト 実際に使っているシステムの弱点を深く調べたい場合。最もよく選ばれる
    ホワイトボックス 構成情報・ソースコードをすべて共有 開発中のシステムで早期に問題を洗い出したい場合

    もう一つ、「どこから攻撃するか」という軸でも分類できます。「外部テスト」と「内部テスト」の2種類です。

    外部テストは「外部の攻撃者がシステムに侵入できるか」を確認するもので、内部テストは「社内の人間が不正な操作をしたらどこまでできるか」を検証します。

    AWSを使っている環境では、設定の誤りやアクセス権限の問題を確認できるテストが特に効果的です。

    初めての依頼なら、まずは外部テスト+グレーボックスから始め、段階的に深掘りするのが一般的です。

    「うちの環境にはどれが合うか」は、テスト会社に相談してから決めるのがおすすめです。

    依頼前に整理しておく5つの確認事項

    準備物の詳細リストはテスト会社が提供します。ただ、以下の5点を事前に意識しておくと、初回相談がスムーズです。

    • テスト対象の明確化:どのAWSサービス・アカウント・環境が対象か。URLやIPレンジを具体的にリストアップする
    • テスト手法の希望:ブラックボックス・グレーボックス・ホワイトボックスのどれを検討しているか
    • 実施時期の調整:本番環境への影響を考慮し、アクセスが少ない時間帯・期間で設定できるか確認する
    • 社内担当者の設定:テスト会社との窓口になる担当者を決めておく
    • 報告書の要件:経営層への説明用サマリーが必要か、技術担当向けの詳細レポートまで必要か

    セキュリティ認証や業界規格への対応が目的の場合は、その規格に合った報告書フォーマットが必要になるため、依頼時に伝えておきましょう。

    AWSペネトレーションテストの費用目安(2026年)

    「費用はどのくらいかかるのか」は、テストを進める前に把握しておきたい情報のひとつです。

    費用は環境の規模・テスト手法・サポート内容によって大きく変わります。

    AWS環境(アカウント1〜3個)を対象に、手動診断を含むサービスで依頼した場合の目安は150〜400万円、10〜15営業日です。

    幅が広く見えますが、主に次の3点で変わります。自分たちの環境がどちらに近いか確認してみてください。

    費用を決める要素 低くなるケース 高くなるケース
    テスト対象の規模 AWSアカウント1個・シンプルな構成 複数アカウント・複雑なサービス構成
    テスト手法 ブラックボックス(外部のみ) ホワイトボックス(全情報共有)
    報告書・サポート 自動スキャン結果の出力のみ 経営層向けサマリー+詳細レポート+対策アドバイス

    なお、50万円以下の格安サービスは自動スキャン中心が多く、会社選びの注意点は次のセクションで説明します。

    正確な費用は環境によって変わるため、まずは見積もり相談を一度入れてみるのが確実です。

    ペネトレーションテスト専門会社の選び方

    「どこに頼めばいいかわからない」という方に向けて、選び方の基準を整理します。

    専門会社を選ぶ基準は費用だけではありません。

    AWSポリシーへの理解・手動診断対応・実績の3点を軸に選ぶことが、失敗しないための鍵です。

    会社選びで確認すべき3つのポイント

    ① AWSのペネトレーションテストポリシーを理解しているか

    AWSには公式のペネトレーションテストポリシーがあり、禁止行為(DoS攻撃、S3バケット乗っ取りなど)が明確に定められています。

    ポリシー違反が発生した場合、停止になるのは依頼者のAWSアカウントです。

    テスト会社がこのルールを正確に把握しているかは、必ず確認してください。

    ② 自動ツールだけでなく、手動診断も行うか

    自動スキャンツールは既知の脆弱性の洗い出しに有効ですが、業務ロジック固有の脆弱性やIAM権限設計の問題は手動でないと見落とすことがあります。

    50万円以下のサービスは自動スキャン中心が多く、この点で差が出やすいです。

    ③ 診断後に報告書の説明・対策アドバイスのサポートがあるか

    報告書が「脆弱性リスト」だけでは、どこから対応すべきか判断に困ることがあります。

    リスクレベルの整理・優先度の提示・対策のアドバイスまでサポートしてくれるかを確認しましょう。

    IFTなら3つのポイントをすべてカバーして対応しています

    ① AWSポリシー準拠

    私たちIFTはAWSの公式ポリシーに準拠した診断を実施しています。

    テスト開始前にポリシーを確認した上でテスト範囲を確定するため、依頼者のAWSアカウントがテストにより停止になるリスクを排除しています。

    ② ハイブリッド診断(自動Vex+手動)

    業界シェアNo.1の自動診断ツール「Vex」と手動診断を組み合わせるハイブリッド診断を標準としています。

    自動化だけでは見落とす業務ロジック固有の脆弱性や、IAM権限設計の問題まで対応できます。

    ③ 1,000件超の診断実績と報告書サポート

    官公庁・国立研究開発法人・大手メーカー系企業など、幅広い業種での診断実績が1,000件を超えています。

    脆弱性のリスクレベル整理から対策アドバイスまでサポートし、経営層向けのサマリーも含めた報告書を提供します。

    まとめ:依頼前の疑問が整理できたら、次は見積もり相談へ

    テストを手配する前に知っておくべき内容は、これで一通りカバーできました。

    この記事のポイント

    • テスト中も業務は通常どおり稼働する(社内への事前共有は必要)
    • AWSクラウドのテスト期間は10〜15営業日が目安
    • 会社選びはAWSポリシー・手動診断・実績の3点で判断する

      費用の正確な金額は、環境の規模や希望する手法によって変わります。まず一度、テスト会社に見積もり相談を入れてみてください。

      会社を選ぶときは、AWSポリシーへの理解・手動診断対応・実績の3点を確認しておくと、後から「しまった」となるリスクが減ります。

      当社IFTではハイブリッド診断(自動Vex+手動)でAWSポリシーに準拠した診断を提供しています。

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